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2021年 6月 23日 2次私大過去問のすゝめ
こんにちは!
最近、ムキムキになった夢を見ました、稲山です。
今日は自分の方から
2次私大の過去問について書かせていただきます。
少し長いですが受験生の方は読んで絶対に損しない内容です!ぜひご一読ください!
では始めます!
①そもそもなぜ過去問演習をやるのか
なぜ過去問演習をやるのか
それは過去問が
第一志望合格のための
最高の学習素材だから
です。
過去問は志望校との距離を測るだけのものではありません。
過去問をやることでその大学の傾向が見えてきます。
傾向を理解するとどんどん過去問が解けるようになる、傾向への理解が深まって本番で発揮できる力を養成できる
さらには参考書等での日ごろの演習の質も上がります。
「この問題は志望校に出そうだから時間をかけて演習しよう」
「これは出そうにもない・難易度が高すぎるからあまり時間はかけないでおこう」
などなど問題の取捨選択ができてメリットしかありません!!
②いつ過去問をやるべきか
では過去問はいつやるべきか。
その答えはずばり「夏休み」です!
理由は二つ。
Ⅰ.過去問をやる時間が取れる
過去問はめちゃくちゃ時間がかかります。
1科目1~2時間以上、さらに復習には倍以上の時間がかかります。それが3~4科目…
考えただけで頭が痛いですね(笑)
そして夏休みは約40日あります。だいたい受験生の最低勉強時間は12時間なので480時間勉強できますよね。
つまりこれほどの演習量をやるまとまった時間が取れる最適な時期は夏休みなんです!
だから夏休みに過去問演習ができるように今の時期に受講や苦手分野補填をやっておき、できるなら7月の半ばくらいから過去問演習を始めましょう!
Ⅱ.夏休み以降の演習の質が上がる
夏休みに過去問をやっておけば①で書いたように9月以降の演習の質が上がるのはもちろんなんですが、
早期傾向把握によって受験本番での運が上がります。
例えば
「一橋大学の国語と慶應大学商学部の論文テスト、傾向似てるな少し読んどこ」
→受験本番:読んでいた慶應大学の文章と全く同じ文章が一橋大学の国語の文章で出る
「一橋の世界史と東大の大論述って方向性がなんとなく似てるな、一橋の頻出分野だけやってみよ」
→受験本番:一橋の世界史で東大チック(稲山調べ)な問題が出る。
これは実際に僕が9月以降にやっていた慶應大学と東京大学の演習が役立った例です。
このように本番で起こるミラクルの確率を上げた要因は夏休みの早期過去問演習でした。
※余談ですが僕は受験生時代、校舎で一番早く10年分の過去問演習を終えました。今年は誰になるんでしょうか?
長くなりましたが以上が僕が思う
「夏休みに2次私大過去問演習をやる理由」
です。
今、受験生のみなさんは受講や苦手分野つぶしでつらい時期を送っているかもしれません。もしかしたら東進のスケジュールに間に合わないかもしれない。ただそこで諦めたり、スピードを緩めてはいけません。ここで踏ん張って少しでも夏休みに過去問を演習して10年分終えられるように頑張りましょう!我々スタッフも全力でサポートさせていただきます!
また7/3(土),7/4(日)には過去問演習会があります。これを機会に過去問演習をやってみるのもありだと思います。
夏休み前の最後のスパートができる7月まで残りわずかです。全力で駆け抜けていきましょう!